米田米子の昼時ブログ

とにかく読んでくれぃ

ファッション関連の記事の書き方

ファッション関連の記事を書くにあたり、色々と用語を調べていると、ややこしい横文字や曖昧な表現ばかり出てくることがあります。
一例を挙げると「オーセンティック」「ギミック」「ラグジュアリー」「シック」「ベーシック」「こなれ感」「抜け感」など。
1記事書き上げる毎に「もうしばらくファッション関連の記事はいいや」と満腹以上の達成感に満たされるのですが、もう次の日には「せっかく身につけた知識なのだから錆びないうちに…」と関連する類似テーマでファッション記事を書いて稼ぎたがっている自分がいます。
何となく、ファッション関連で身に付けた知識がインテリアでも流用できそうな気がしたので試しにやってみると、そっちはそっちで「インダストリアルデザイン」やら「モダン調」「DIY」などのややこしいインテリア用語が出てきたりするので、やはり困惑することが多々あります。
こういった専門知識は、1ヶ月間みっちりテーマを決めてやっていればある程度は身についてくるものだが、知識が付いてようやく慣れ始めた頃に、全く未開拓の別ジャンルのテーマの依頼が来てまた新たに着手しなければならないというのが日常茶飯事なのがこの仕事の辛いところ。
付け焼き刃ながら多少なりとも身に付けた知識は、少なからずどこかで役立つかも知れないけれど、ジャンルによっては、せっかく身に付けた知識の8割?9割は手放してまた新たな知識を取り入れることになってしまいます。
極端な話、それまで年単位でファッション関連の仕事をしていた人が「昭和に起きた◯◯事件について詳しく調べてくれ」と言われたところで、それまで身に付けた知識の8割近くは役立つことはないかもしれません。
何せ、ジャンルが全く変わってしまうわけですから。
当初、自分で「これだ!」と思ったものが、最終的にどのような形でどこへ向かっていくのか、全くわからないのも仕事の醍醐味でもあります。
予測できない未来を、今はとことん楽しみたいと思っています。